2023-01-01から1年間の記事一覧
昨年はこちら。 dismal-dusk.hatenablog.com 読んだ媒体ごとに分け、読んだのが昔である順に挙げていきます。特に感想がないもの、様々な理由から評価できないと思ったものは含まれていません。 なお明らかなR18レーベルの作品はリンク貼ってないので、18歳…
投稿 会場の様子・買ったもの(抜粋) 今回の文学フリマ東京に出店はしませんでした。人生に迷って右往左往していたら上半期が終わり、特に何も書けずにいたからです。 投稿 ただ、文章を一つだけ同人誌に載せてもらいました。 「ゼロ年代研究会」という、京…
この記事で、『ダーリン』という曲はアロマンティックの視点から共感できる、としていた人がいたことを書いた。 dismal-dusk.hatenablog.com こういう解釈は他の楽曲でもコンテンツでも可能だろうと思っている。ただ、私は「そういう風に受け取ることもでき…
本当はBlogger.comを利用している第2ブログのほうで公開しようと思ったのですが、JASRACの保護下にある楽曲の歌詞を掲載するには通常申請が必要であり、包括契約を結んでいる「はてなブログ」のほうが適していると考えたため、こちらで公開します。 留意事項…
ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち 作者:岡本 裕一朗 ナカニシヤ出版 Amazon 読んでみたら重要なことが多かったので書き留めました。 未だに誤解されることがあるヘーゲル像の修正に役立つかもしれないと思い、公開します。ちなみに、近…
たいへん有用な論文があったので紹介します。次に収録されている、村松灯「『推しのいる生』の何が新しいのか」です(以下、「論文」はこれを指します)。 ポップカルチャーの教育思想―アカデミック・ファンが読み解く現代社会― 作者:渡辺 哲男 晃洋書房 Amaz…
どうも、田原夕です。 突然ですが、今日は天竜川ナコンという方の作った曲を解説していきたいと思います。 まずはご視聴ください。 youtu.be 聴きましたか? どんな気持ちになりましたか? 私は、かつてインターネットで自虐的な投稿ばかりしていた頃の鬱屈…
ZINPHONY参加告知 2023年6月24(土)・25(日)の2日間、群馬県高崎市にてZINEイベント「ZINPHONY」が開催されます。 zinphony.com このたび、田原夕は既刊の『生き延びるための自虐』を出品します。詳細は以下から。 dismal-dusk.hatenablog.com イベント会…
随分と時間が空いてしまいました。『Myself;Yourself』(以下MY)というアニメ11話についての文章の続きです。 dismal-dusk.hatenablog.com 前回は、あさみが朱里とその家族に悪行を働いてしまった事件の背景にあった事情について見てきました。同時に、なか…
GWはどこにも行けず、次回の文学フリマ東京も無理すれば行けるが無理する気にもなれず、知人と予定が合うこともなく、鬱々としていたので深夜に独り言を喋り続けて動画を撮りました。 読めていない同人誌・ZINE全78冊紹介します(1/3) www.youtube.com 発行…
当ブログではこれまで、文学フリマ等で頒布されている自主流通の冊子の感想を書いてきましたが、一人の文章のみで構成された冊子をとりあげることは稀でした。 一人で制作した何かへの言及は、その制作者への言及と紙一重になります。賞賛も批判もその人だけ…
今回は、小学館の漫画・ホビー情報雑誌『コロコロコミック』上で20年ほど前に連載された、とある漫画のキャラクターについての話をします。ファンの叫び的な性質が強い文章であるため、こちらのブログに掲載することにします。 鷹岬諒『ロックマンエグゼ』は…
当記事は、同名の全年齢向けノベルゲームを原作として、2005年から06年にかけて放映された『Myself;Yourself』(以下、MY)というアニメについて語るものです。 なお、このアニメはキャラクター名とビジュアルこそ原作ゲームと共通であるものの、ストーリー…
今回は、第33回・第34回文学フリマ東京(2021年11月・2022年5月)で頒布されていた文芸誌のいくつかを読んだので紹介します。前回はこちら。 dismal-dusk.hatenablog.com もう半年以上前のため入手できるかわからないものもありますが、私はべつに販促をお願…