二宮ひかる『ハネムーンサラダ』について文章を書いています

今回はただの告知です。

ここ一、二ヶ月の間、twitterのフォロワー限定で、ある作品について記事をいくつか集中的に書いています。

ヤングアニマル』(白泉社)にて、1999年から2001年にかけて連載されていた『ハネムーンサラダ』という漫画についてです。

このブログで記事を書いていないのは、内容的に少し注意せねばならないことがたくさんあるからです。20年前の作品ということもあり、多少時代がかった描写や差別的でありうる表現があります。また、青年誌に連載されていたためか、性描写もかなりの分量含まれています。そのような作品を画像も引用しつつ語るには、このブログだと利用規約上難しいかもしれません。

ただ、限定公開だからといって、そこで差別的な表現を再生産して構わないなどとは全く考えていません。たしかに『ハネムーンサラダ』は、連載当時「ちょっと変わったハーレム物語」として安易に語られることが多かったようです。当作品は、男性を慰撫し女性蔑視の強化に加担するポルノグラフィーとして消費されてきたことは否めません。しかし今回書いていく記事では、あくまで20世紀末の青年誌連載という枠組みを意識しつつ、そこにとどまらない形で作品を読み直してみたいと思っています。例えば、精神分析フェミニズム、ケアの倫理と家事のジェンダー論、中動態と責任などの観点を作品に持ち込みたいと思っています。

興味のある方は、右のリンクからtwitterに飛び、田原夕をフォローの後に記事を確認してください。記事だけ確認したらフォローを外す、ということももちろんできます。最近、twitterアカウントは専ら記事の更新を通知するためのものとなっているため、ブログを定期的に見ている方にとってはフォローを続ける意味はあまりないと思われます。

 

分割して書いている記事がある程度の量蓄積されたら、編集して小冊子にしたいと考えています。その際はまた告知します。

 

作品のリンクを末尾に貼っておきます。

ハネムーン サラダ 1 (ジェッツコミックス)
 

ジェシカ・ベンジャミン『愛の拘束』(寺沢みづほ訳・1996年)読書ノート

愛の拘束

愛の拘束

 

今後のフィクション作品の読解に役立つと思い、各節の要約をつけながら読み直しました。後半の方は具体的な話題をうまく省けず冗長になってしまいましたが、それだけ重要に思える洞察が多かったということにします。

★印はコメントです。

 以下要約

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