最終更新：2016/7/16
今回は、名状しがたい人間関係に触れている作品を挙げていきます。
そうしたものに何か共通性を見出して一括りにするのは困難なのですが、おおまかに次のような事柄を想起していただければと思います。
- 二者のごく緊密な関係による公的感覚の欠如
- 共犯者・重大な秘密の共有
- 共依存（自己犠牲・イネイブラー・アディクション・自己破壊行為の協働的な維持拡大）
- メサイアコンプレックス
- モラルハラスメント・過度の束縛
- サークルクラッシュ
- 極度の衝動性によって揺らぐ不安定な関係 など。
個々の作品にいちいちこれらを当てはめても見方が狭まるだけだろうと思うので、18禁シーンありかなしかだけ分けて（だいたいレーベルで察しがつきましょうが）ランダムに列挙します。
新しいものが見つかり次第、順次追加していく予定です。
あり
さよならガールフレンド (フィールコミックス FCswing)
- 作者: 高野 雀
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2015/01/08
- メディア: コミック
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全4巻
全4巻・基本的に一話完結
全2巻（旧版は全4巻）
全2巻
全5巻
全8巻
全2巻
（小説）
なし
全2巻
星は歌う 全11巻完結セット (花とゆめCOMICS) 【コミックセット】
- 作者: 高屋奈月
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2011/08/11
- メディア: コミック
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全4巻
全6巻
既刊8巻、未完
（↓ラノベ）
ここに挙げるのが適切かどうか分からない作品もありますが、おそらくは「うわ……」となるようなところが1つはあるかと思われます。ただ、その関係が最終的にどうなっていくのかは実に様々で、そこに作品の魅力が出てくるのだろうと思います。
なにか読んだ後は、前回のブックガイドにてクールダウンをお勧めします。