最近、「ALTSLUM」というウェブサイトをよく見ています。
このサイトでは「CHAT! CHAT! CHAT!」というカジュアルな対談企画を定期的に行っています。この企画では、時事的な話題や日常生活のことについて、(おそらくは若い)参加者の方が飾らない言葉で語りあっています。
誰かと実務的でない話をすることがほとんど絶えてしまった私の日常の中で、こういった会話のログを見ることはそれだけで社交の楽しみを思い出させてくれます。また、このような即興の対話には、個人によるエッセイとは別の知的な面白さを感じることがあります。
私が、このCCCを知的な意味で「面白い」と思ったからには、その記事に書かれていることと私が普段考えていることの間に何らかの共振があったはずです。今回はその共振がCCCの第何回のどの部分について起こり、どのような共振だったのかということを記述することとします。
私はいくら面白いと思った記事でも普段はそんなことをやりませんが、今回のような機会をとらえて「私は昨今の面白いコンテンツをただシェアして事足れりとするような作法にうんざりしています」というアピールはしておこうと思いました。自分にとって重要だと思ったなら他と区別される場所に持ってきて、腰を据えてそのコンテンツと向かい合うのが私のやるべきことだと思ってきたからです(だからこのブログや個人誌では何年も前の漫画やゲームを持ち出してきて、くだくだしく語ったりしているわけです)。私がそんなアピールをしたところでそれほど大勢の人が見ているわけでもないし、SNSではどうせ2週間で忘れられる*1のだろうとは思いますが。
*1:2週間で忘れ去られるなら2週間後に再度シェアすればいいだろう、という話があるかもしれません。その通りですが、(特に効果を実感できることもないのに)なんでそんなことを続けなければならないのでしょうか? 定期的にトイレの水を流しても私は何も楽しくありません。車内アナウンスにでもなったように、同じ調子で同じことを繰り返さなければならないのは本当に最悪です。私は基本的に、一回お披露目した後はもう読み返したくもなく、宣伝のための宣伝をしたくないのです。私の代わりにボットがRTしてくれて、かつ決してアカウントがBANされないなら任せたいものです。面倒くさいからです。