暫定版・ジャンル別おすすめ漫画集

 こちらではご無沙汰しています。知人との共有なども目的に作成したので公開します。

 独断と偏見でジャンル分けを決めた上で、数を絞るため以下の規則に沿って作成しました。

  • あまりに有名で古典に類すると思われるものは省略
  • 同じ作家は1シリーズのみ
  • 未完のシリーズは含めない

 各ジャンル内ではおすすめ度が強いものから順に書いていますが、ここに出している時点でどれもお気に入りではあります。

 30秒くらいで考えた申し訳程度の紹介も付けています。ネタバレに一応気を遣う方針でいるので詳しく知りたい人はAmazonなり読書メーターなりで見てください。

 いずれ個々の作品ごとの詳細なレビューを書いたり作家別の作品紹介などできたらと思っています。

 

〈分類不可能編〉

ひぐちアサ『ヤサシイワタシ』

全2巻

この中でもとりわけ難解。大学の写真部の恋愛ものと言ってしまえば終わりだけれどそんな範囲には収まらないのでここに。

 

藤原晶『ダイヤモンド・ライフ』

ダイヤモンド・ライフ 1 (フラワーコミックス)

ダイヤモンド・ライフ 1 (フラワーコミックス)

 

全3巻

後半、題材の急転換に驚かされます。絶版になってますがもっと取り上げられてもいいはず。近年随一の社会派少女漫画です。

 

高屋奈月星は歌う

星は歌う 1 (花とゆめコミックス)

星は歌う 1 (花とゆめコミックス)

 

全11巻

学生恋愛ものといってもいいのかもしれないですが、それが焦点かというと違っていると思うのでここに。

 

よしながふみ『愛すべき娘たち』

愛すべき娘たち (Jets comics)

愛すべき娘たち (Jets comics)

 

短編集ですしこれもなんと分類していいか迷うけれども、倫理があります。

 

芦原妃名子『砂時計』

砂時計(1) (フラワーコミックス)
 

全10巻

小学生時代から社会人まで。描かれるスパンが長いのでここに。これも恋愛というよりはなんか別のものが主眼かも。家族でしょうか。

 

押見修造『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』

志乃ちゃんは自分の名前が言えない
 

タイトルです。コンプレックスというのは認めてくれる人がいたとしても……

 

大瑛ユキオ『ケンガイ』

ケンガイ(1) (ビッグコミックス)

ケンガイ(1) (ビッグコミックス)

 

全3巻

これもわりと難解。難しいヒロインを観察する系。映画がたくさん出てきますが詳しくないのでほとんどわかりません。

 

ninikumi『シュガーウォール』

シュガーウォール(1) (RYU COMICS)

シュガーウォール(1) (RYU COMICS)

 

全6巻

独特の間の取り方、書き込みや台詞の極端な少なさ。わかるけどわかった気がしない不思議な漫画です。

 

〈恋愛編(~大学生)〉

シギサワカヤファムファタル

全3巻 

大学生の恋愛が描かれます。シギサワカヤさんの作品の中では最もとっつきやすいと思うのでおすすめ。

 

金田一蓮十郎ライアー×ライアー

全10巻

一つのウソからいろいろ人間関係がこじれる感じの。ギャグもシリアスも緩急ついていて多くの人に勧められます。

 

吉住渉ミントな僕ら

全4巻(コミックス版は全6巻) 

設定はとてもマンガ的だけれども、惚れた惚れないに関する妙なリアリズムが珍しい印象を受けた作品。以下の記事が素晴らしかったのでぜひ合わせて読んでください。

mercury-c.hateblo.jp

 

マツモトトモ『キス』

キス 全4巻完結セット (白泉社文庫)

キス 全4巻完結セット (白泉社文庫)

 

全4巻

白泉社に多い、芯の強い主人公が印象的。年の差。ピアノ曲の多彩な表現にも注目できます。

 

稚野鳥子『天国の花』

全4巻

どこか昼ドラ色のある、ひと昔前の少女漫画。主人公のライバルが怖くて好きです。

 

〈恋愛編(社会人)〉

二宮ひかる『ナイーヴ』

全2巻 

社会人同士の恋愛(ただし時代は一世代前)。結構ちゃんと読むのは難しい気がする。

 

草川為『今日の恋のダイヤ』

今日の恋のダイヤ (花とゆめCOMICS)

今日の恋のダイヤ (花とゆめCOMICS)

 

 読後感さわやかな、真の意味でサバサバとした感じの連作短編集。小粋な台詞回しにも注目しましょう。

 

〈恋愛編(痛)〉

きづきあきら+サトウナンキ『メイド諸君!

メイド諸君!  【新装版】 上巻 (ガムコミックスプラス)

メイド諸君! 【新装版】 上巻 (ガムコミックスプラス)

 

全2巻

これは正直あまりにも有名な一コマのために古典なのかもしれません。メイド喫茶という空間とその外でのいろいろ。

ネタバレ感想はこちらの記事を参照してください。

dismal-dusk.hatenablog.com

 

 

日暮キノコ『モンクロチョウ』

全3巻

このジャンルに置くのが適切なのかどうか。誰がというより全体的にニュータウンの閉塞感が感じられるところが地味にきつかったりします。

 

村上かつら『サユリ1号』

サユリ1号(1) (ビッグコミックス)
 

全5巻

サークルクラッシュものに分類されます。大学デビューした主人公が痛いですが後半は……?

 

徐譽庭(原作)/絵本奈央(作画)『それでも僕は君が好き』 

それでも僕は君が好き(1) (週刊少年マガジンコミックス)

それでも僕は君が好き(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

全7巻 

小学生~社会人までで出てくる計7人くらいの女性とのあれやこれや。よくここまでやるなって感じのイタさが作画も相まって生々しく繰り出されます。

 

甘詰留太『ハッピーネガティブマリッジ』

全5巻

30歳まで恋愛経験なしの主人公。ものの考え方がああ……という感じになっています。

 

セクシュアリティ編〉

ふみふみこぼくらのへんたい

ぼくらのへんたい(1) (RYU COMICS)

ぼくらのへんたい(1) (RYU COMICS)

 

全10巻 

絵柄はかわいいのに繰り出されるセリフの毒はかなり強烈なので心して挑んでください。

 

峰浪りょう『ヒメゴト~十九歳の制服~』

全8巻 

18禁シーンがかなり多すぎたのですがエロ漫画ではないと思ってます。精神分析。トラウマの開放。自己欺瞞

 

喜国雅彦月光の囁き

全4巻(コミックスは全6巻)

これはSMなのかなんなのか。主人公がこわい。

 

〈百合編〉

月子『彼女とカメラと彼女の季節』

全5巻 

百合といえば百合ですが男キャラがいます。そして色々複雑になります。良いです。人の表情から目を離さないでください。

 

天野しゅにんた『私の世界を構成する塵のような何か。』

全3巻

感情の表出。印象に残ったシーンが多かったです。

 

秋山はるオクターヴ

全6巻 

淡々と進んでいくし実は展開に必然的な理屈もなかったりするのですがそういうものかもなあと納得できてしまう不思議があります。

 

〈ファンタジー・SF〉
樹なつみ『OZ』

OZ 完全収録版1

OZ 完全収録版1

 

全5巻 

ガチSFです。核で荒廃した未来世界でOZっていう楽園? ぽい場所を探しに行きます。序盤の主人公にイライラするかもしれませんが堪えましょう。

 

たなかのかタビと道づれ

全6巻

この分類ですが田舎の閉塞感だったり某おまわりさんの過去だったりそういうものの印象のほうが強いです。

 

遊行寺たま『テル・セル』

テル・セル: 1 (ZERO-SUMコミックス)

テル・セル: 1 (ZERO-SUMコミックス)

 

全3巻

19世紀ヨーロッパの架空の王国を舞台にした学園ファンタジー。設定が凝っていて良いです。

 

以上です。随時追加します。