哲学・思想

岡本裕一朗『ヘーゲルと現代思想の臨界:ポストモダンのフクロウたち』読書メモ

ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち 作者:岡本 裕一朗 ナカニシヤ出版 Amazon 読んでみたら重要なことが多かったので書き留めました。 未だに誤解されることがあるヘーゲル像の修正に役立つかもしれないと思い、公開します。ちなみに、近…

できるだけ建設的であろうとすること―メシア的構造と決断

思春期にありがちな実存主義的な気分を克服しないまま大学でポストモダンに触れると両者が融合して「客観的事実というものはないんだ!俺はどうしたらいいんだ!」という実存主義的ポストモダニストになる。 — ひのえ (@hinoe_t) 2013年7月20日 最近こういう…

ジョン・ロック『人間知性論』要約・訳と内容①

今年度、次の文献を少しだけ扱ったので訳と内容を振り返りがてら書いていく。 Abstract of the Essay, pp. 365-398が要約となっている。 なお、参考の訳としてはフランス語からの重訳 ジョン・ロック『人間の知性に関するエッセイ・仏訳摘要』抜粋(福鎌忠恕…